想像、事実、真実・・・

今日は朝から家族の一員として働いております。先ほど、車を運転していて橋にさしかっかった時に見た光景。
 若い女性が、橋の向こうより歩いてくる。こちらからは、足取りの悪い、よぼよぼのお爺さんが・・・。すれ違いざま、お互いに止まり一言二言の会話があったようで、若い娘さんが、Gパンのポケットから携帯を取り出し、何かを告げた。二人は、挨拶もせず分かれた。
 これを見ていて妻は
「あのお爺さん、娘さんに、時間を聞いていたんだね」。私もそうだと思ったが、実は違うことを考えていた。
「よう!姉ちゃん!おじさんと遊ばないかい?」
「なに言ってんのよ!まだ昼の2時よ!」

この事を妻に告げようとしたが、やめた。
本当の真実は、分からないと思ったからだ。

で、本当の真実は、想像するに・・・

「あっ!今日は婆様の命日だ!」
(!びっくりした、なにこのおやじ?いきなりでかい声で!)
「きゃ〜やばい!こんな時間だ!」

想像から出た事実が、一人歩きする現代で、本当の真実を見極めることは難しいと感じた一コマでした。
by クリエPEG-UX50;u*Blog
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